宗教の多様性

 

 宗教は色々な地域でいろいろな民族がその時代時代に自分達に必要なかたちで各種の宗教を創りあげて来た文化の一つです。文化の一つですからどの宗教にも存在の意義はあり否定は出来ません。ですからあらゆる宗教は認めなければならないと思います。

 従って、あらゆる宗教は共存しなければ成りません。他の宗教を攻撃・排除してはいけないと思います。宗教戦争など許されるものではないと思います。

 もう一つ忘れてはいけないことがあります。いつの時代にも人類の3割位が宗教の積極的信者として有るのですが逆に考えると人類の7割位は宗教には積極的でないか無宗教か無関心な人々がいると云えるのです。もちろんこの大多数の積極的に宗教の必要がない人々とも当然共存しなければ成りません

●2021年(73億人)の世界宗教の人口割合

・キリスト教:     約24億人 (32%)
・イスラム教:  約19億人 (25%)
・無宗教:      約12億人 (16%)
・ヒンドゥー教:約11億人 (15%)
・仏教:     約 5億人  (7%)
・民族信仰:    約 4億人  (5%)

・ユダヤ教: 約 1,400万人


これらの宗教は、世界人口の約60%を占めます.