理想的な社会

 

 アナーキズムの目ざしている物は権力のない社会のことであって、国家の廃止が目標ではありません。もちろん権力はないということは国家もありえないことに成ります。

 理想的には全ての権力はない方が良いと思います。このことと、国家という制度を廃止して地球全てを2〜3千人のまちを単位とするだけで、それらに2〜3千人の単位の町が全て集まったものが地球の社会として成り立っている。社会制度が良いのではないかと云う事とは別の問題です。

 アナーキズムは思想原理のことであり、後者は制度のことであります。もう少しこの制度のイメージを具体的に述べますと、2〜3千人の町単位以外の権力集団は一切造らないということであります。従がって現在の様な県・国家等、中間的な政治集団は全て廃止して、ただ2〜3千人(これ以上の人数に成ればまた分けて2〜3千人以下の集団にします)の集団があるだけで、その他には全地球の集団があり。そして全地球の共同生産物を出来る限り平等に分配する作業と全集団の助け合いの仕事を行う様にするべきだと思います。

 ただこれだけで良いと思います。